toothpickhistory
2月18日
平成元年(1989)~現在
昨年の9月に前任者が辞めたのでハローワークに技術者の求人を依頼した。申請書とは別に会社と製品が分かるようにA-4サイズでも登録されたらと勧められたので社長が作成した。
今年1月になって学歴として工業高校の機械科か電気科と入れようと社長が提案したのでそのようにした。
すると2月に普通科の卒業生ですが機械のメンテナンス作業に19年間、取り組んできましたが面接可能ですかと問い合わせが入った。もちろんOKですと返事するとすぐに面接にきて下さった。就職後に一社に19年勤められた実績を評価して面接した。それが竹中聡さんで後藤工場長の面接で入社が決まった。
ハタ乳酸菌との出会い
私共は106間四代に亘り、歯の健康に関わる道具のモノ作りに取り組んで参りました。
2年半前、偶然にネット検索で地元の河内長野にある一般財団法人成研会でハタ乳酸菌が
歯周病菌に極めて有効と知り、テストをさせていただきました。それでその有効性を
実感し、これなら歯周病の脅威に打ち勝てるのではと確信し、ビジネス化して
気長に口コミで説明して少しずつ広めていきたく思っております。
自社で歯のために役立つ新しい商品を企画し、特許申請をして、それを作る機械を開発して
量産をするという同じ手順でモノ作りをしてきました。
だから人様の特許品を販売することは初めてです。ハタ乳酸菌は憎い歯周病菌に極めて有効と
特許文献で学びましたのと、実際に自分が使って有効だと実感したので、広く普及させたく思っております。
2年間試しに使いました者として、腸の具合も良くなりましたのと免疫力が高まったと感じております。
予防健康社の芦田社長のご提案
特許の論文にありますように、歯周病に効果のあることは疑う余地も無いですが、
アプローチの方法をある程度体系化して公的に示すことが、直ぐでなくても
出来ることがビジネスモデルとして必要かと思います。(これが大変かと…)
使い方は簡単です。
1.お休み前に歯を磨き、丁寧に口をゆすぎます。
2.「菌活倶楽部」の2gの個包装の約半分を小皿に出す。半分で充分です。
3.歯ブラシに粉末を付けて、歯周ポケットに入れるように歯につけるだけ。
チラシの作成を計画。セレクト社のチラシの裏面はそのままで、表面を歯科用に替えたいので
両面のデータを依頼。早速 データを送って下さり、必要なものはご連絡下さいとあったので
歯周病関係のデータを探してもらうように依頼。表は規定書にする。
裏側のデザインを「岡ちゃんプロジェクト」の徳丸さんに相談し、清水先生にも相談する。
11月22日に清水先生・大槻先生にハタ乳酸菌の資料を送付。清水先生もFDA登録経験者で高く評価。
もし可能であれば清水先生に推薦文を依頼する。
11月23日に徳丸さんにセレクトのカタログ表裏・修正箇所もお送りして依頼。
11月27日セレクトの吉留さんからモデルの画像が届く。歯の見える画像を徳丸さんに送る
同日村上さんにも乳酸菌資料を送付 更に元日経の勝田さんにも送付。4月に取材・掲載してくれた榎本記者に送付を提案
11月24日LCH鈴木社長と話す
ハタ乳酸菌は
・歯周病に効果がある
・腸を活性化する
4月22日 長く経理を担当して会社を支えてきた会長の細君である稲葉ふじ子が亡くなりました。
持病である非結核性抗酸菌症で国立の大阪南医療センターに長年に亘り年に一度検査を受け、他に病気もなく、朝はバスで帰りは2キロの道を歩いて帰る健脚で周りの人をおどろかせていました。それが3月に風邪をこじらせたのが元で約一か月入院しましたが、肺炎を併発してしまいました。
23日から27日まで遺体をベッドに置き、訪問下さる方々とのお別れの時を持ちました。
先ず最初は会社の方々で工場長の後藤さんをはじめとして全員が来て下さいました。更に2~3年前に定年定職された方々や15年も前に止められた方も連絡を受けて集まって下さいました。
この方々が「苦しい時に助けてもらいました」「みんなで楽しい食事に誘って下さいました」などと口々に話され、
私の知らないところで社員の方に細やかな配慮をしていたのだと教えられました。
彼女は創業者の稲葉由太郎、二代目の滋(私の父)、三代めの私(修)それに現在の四代目(行信)に仕えてくれました。こうして長く会社が続いている裏にこういう隠れた配慮があった事を知り、頭が下がりました。
家内とも親しいデザインでお世話になった水戸部さんご夫妻、私の小学一年生からの友人である中村ご夫妻、
ご近所の友人の沢田さんと南さん。彼女が習っていたお茶の松川先生と3人の友人と名古屋の妹、大上由美さん。
教会の佐々木さん、第一生命の親しい田中さん、元の社員である白浜さん。
26日(金)7時より藤井牧師によるお通夜(官前の祈祷会)は親族だけで催す。
28日(土)1時より日本キリスト教団金剛教会で藤井牧師による葬儀。会堂が一杯に。よい葬儀をしていただいた。
千葉からこの会堂設計者の喜多山弘ご夫妻を初め、大平氏、筒井氏、も参列下さる。
次の仕事として後藤工場長はなにを指示するのか、とても楽しみである。4月30日技術で入社した竹中さんが最初に手掛けたメンテナンス作業が歯間ブラシのキャップ差し機の改良であるがこれが完了した。期待通りの働きに感謝と共に今後の活躍に夢をたくしたく思う。
5月1日後藤工場長は竹中さんに指示したのは歯間ようじ(ドクターピック)の製造機のメンテナンスである。
日本人に馴染み易いように従来の楊枝の丸軸を活用して片方を三角形削り、もう一方をヘラ型に削り歯面の汚れを取る道具で世界初の楊枝である。産官学連携で国の補助金を活用して龍谷大学(長谷川先生)の技術指導で完成した。
生産のスピードが速いために不良品も交じって出てくるので煩わしい選別を会長の私が引き受けてコツコツやっています。時折使って下さっているご年配の方々から電話でご注文があり、お陰さまでこの楊枝のお蔭で歯が丈夫になり
使っていますと嬉しいお便りを下さいますので励まされています。
歯のピーリングスポンジの輸出が増えてきたので、ピーリングの製造がよりスムーズに進むようにするために後藤工場長が改良機を作り、その電気配線を竹中さんに依頼したので従来の仕事の合間を見て取り組んでいるので完成が楽しみである。
歯の着色汚れをとる「歯のピーリングスポンジ」の効能の認知が拡がってきました。
最近は東南アジアの国々からの注文が増えました。次第に豊かになり、歯の汚れが気になりだしたのでしょう。
それに加えて安全で、手軽に歯の汚れが取れることの理解が深まったものと思います。
中国でも多く使われるようになってきました。歯を傷付けないことも同時に実感していただけたことも大きな要素だと思います。インバウンドで来られたお客様が買って帰られその効果を実感していただけたのではと思います。
7月には新しく「はぐきのマッサージ」ブラシを発売しました。滑らかな使いココチが喜ばれております。
10月末に大谷貿易つまようじ(株)の大谷昌平社長が亡くなりました。87歳でした。創業者の稲葉由太郎が大正13年にアメリカから機械を買って機械生産をしようとしたが、その機械では量産が不可能と考えた時に大谷さんのお父さんに相談して平楊枝の打ち抜き機で大変お世話になりました。それ以来兄弟会社の関係を続けております。
ご一緒に海外の客先を何度も訪ねました。アイルランドのHBアイスクリーム会社やクウェートの客先、オーストラリアのペニーさんとジャックさんの2社には永く良い関係が続きました。長い良い関係に深く感謝しております。
・免疫力を高める
・セレクトの甘味料は果物由来 「ソーマチン」
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