取れたので
高崎洋子さんはこだわりのお店も紹介くださったので見本を送ったが反応がなかった。
アサヒプランニングの田中社長がチラシを作っておられる商社を紹介下さり大阪のパルコープ、九州コープ、東北のサンネット、コープさっぽろ等につないでくださった。
精田さんが舌掃除の裏面に5コの突起を付けた舌筋トレーナーを提案下さったので古い金型を活用して製作。特許も申請した。老人施設の方ではなくまだお元気なお年寄りのオーラルフレイル(虚弱)を予防する道具としてスポーツジムやテレビ通販やネットなどでの販売を目論んでおられる。
「二刀流舌筋トレーナー君」と命名された。テレビ通販やジムでの販売を計画しておられる。
私がネット検索で大阪市大の前川先生の論文(ナノセラミック)を見つけた。元の工学部の非常勤講師の武内さんに相談して契約を結んだ。サンプルを買って宮田さんにテストを依頼。重くて断念。
ドンキーより歯の美白ブラシの電動分の注文があり、樋口さんの努力でよい見本が出来た。いよいよ輸入の段階で中国でコロナが拡がり中国の「ゼロコロナ」政策で労働者が動けなくなり輸送もできなくなって止まっている。6月22日にようやく入荷。早速セット加工に取り掛かる。 樋口さんのご縁で中国の歯ブラシ会社が歯のステインクリーナーを先方のブランドと当方のクリアデントの両方を付けて中国での販売の提案がある。そこで中国でクリアデントブランドを持っておられる花王に相談すると売って下さるとのことで権利譲渡を進めている。4月に譲渡完了。第21類(歯ブラシ、電動歯ブラシ、化粧用具)中国:登録番号 809769/1996年1月21日 保守管理は福島特許に依頼。
タンクリーナーにジェルを付けて販売したいとの申し出があり、部材として供給しますと返答すると製造全般に亘り、サスティナビリティの審査を受けて欲しいと依頼があり、十分準備して受審した。
結果は10項目の修正を要求され一つづつ解決していこうとしている。6月半ばに完了。
浮原忍氏が「楊枝学」を出版され、100冊を送って下さったので各方面に送ったところ大変よいと返答を
いただいた。そのご縁で養命酒酒造(株)の田辺部長と熊谷課長が来社され、資料室をご覧になられ大変喜ばれお礼にと養命酒、クロモジ飴などを贈って下さったので全て資料として資料室で保管している。
会社は創業400年(江戸になる一年前)黒文字は枝を刈り取るのでSDGsの見本のような会社である。
養命酒の40%がクロモジとのことで年間100トンを青森、岩手、新潟でオオバ黒文字を採取しているとのこと、またインフルエンザにクロモジが有効なので飴を作られている。クロモジ研究会に約50名の会員がおられるとのことで私も入会させていただいた。4月13日の二十数名のリモート会議に参加した。
市役所の産業観光部が市内の企業紹介の良いガイドブックを作成下さり28社の一つとして紹介された。
事業内容は口腔ケア用品の製造で仕事内容が技術職と営業職で分かり易く紹介されている。
精田さんの舌筋トレーナーの特許申請に対して拒絶がきた。理由はアメリカの先行特許で大層な電動器である。竹内さんはこれを一つづつ覆して反論を書いて下さっている。
技術の山口はメラミンの自動供給を完成させた。次の課題としてタンクリーナーの自動機に挑む。
審査結果の指導の一つに事務所正面の二階の手摺りも大富建設が完成し安全性が増した。
5月の連休に教えてもらったつまようじ図鑑の編集に挑戦。苦労したが終盤にようやく歯木のエキスを使った歯磨きや大野先生からいただいた楊枝類を加えて編集できた。順次加えていきたい。
6月にカクテルピックを整理して図鑑に掲載した。
7月に竹鼻さんに図鑑と百年史の編集を順次依頼した。
アサヒプランニングの田中社長が紹介下さった差し込みチラシを1000万部作る商社が九州コープ
大阪のパルコープ等に続きサッポロコープにステインクリーナーを掲載下さり、計画数が300であったのが実際には530コの注文。
ヴィレッジバンガードは一時は途切れたが新規商社が再開してくれ更にタンクリーナーも展開してくれている。美白大手のシャリオンも30コ入りピーリングが定着して続いている。
6月になり上海の封鎖が解除になり、物流が再開されることに期待。
竹内さん歯ブラシの特許を考案中。ミラーディスク10万発注。7月に3万コ入荷、残りは8月
高崎洋子さんのお勧めで岐阜のギフトの藤田商店をご紹介下さり、春のギフトカタログに三角ようじ3コセットと歯の美白スポンジが掲載された。6月に歯のピーリングスポンジ3コ入りの初めての注文がきた。ギフト品としてのデヴューである。使って頂ければ、歯の着色汚れが簡単に落ちて納得いただけるのではと期待している。
7月にドンキホーテの依頼で歯のピーリングスポンジの電動が出来上がった。吊下げセットも完成したので出荷した。一分間に9500回転。少しづつ市場に浸透している様子。
メラミン加工工程を変えて効率化が進展。乾燥室に除湿器を導入。乾燥したものはカゴに入れて保管。
11月3日の大阪版に叙勲者が発表され「旭日単光章」に掲載。
朝礼で私個人にではなく、会社にいただいてものであると説明。
それを見つけてくれた松本なみえさんから立派な胡蝶蘭届く。続いて灰原時子氏。水戸部さんからもお花。市長から祝電。三菱UFJ銀行向井支店長からも胡蝶蘭が届く。
朝日熱処理の村田会長からプリザーブドフラワーの祝電。長井庸三氏より和菓子。アッカデザイン樋口さんより高級果物セットが届く。SNBC日興証券門之園部長が岩崎さんと訪問下さり、立派な江戸切子のグラス2コを頂く。中谷税理士から綺麗なクリスタル額を
頂く。つまようじ組合から三角ようじをあしらったプリザーブドフラワーをいただく。
コロナのため東京での式典なし。代わりに12月に近畿経済産業局の幹部の方が持参して下さると市役所産業観光課の織田さんから連絡。その折、資料室を見学させて欲しいと依頼あり。
令和4年度の地方発明表彰でフロスホルダー(特許2022/3/11 7038982)が発明奨励賞を受賞。「ホルダー内フロス固定方法」で特許が取れていた。発明者は竹内さんになっていて二人で受賞式(ホテルニューオータニ)に出る予定が彼が体調をくずしたので私が出席した。300人超えの盛況。
文化の日の新聞で「叙勲 旭日単光章」受賞が掲載コロナのため皇居へは行けずに市役所・市長室で伝達式があり近畿経済産業局長伊吹英明氏より賞状と勲章を受領市役所職員・市長の対応に感謝
歯のピーリングスポンジで元気なモノ創り企業300社に選定された平成21年(2009)ことが背景にある。
「市場にないモノ創り」これが今回の叙勲に繋がった。「旭日単光章」多くの方々から祝意を受け感謝。
どういうことで受賞したかを知ってもらうために下記の文章を配った。
モノ作りを通しての社会貢献 2022/11/3
理念 オーラルケア用品で歯の健康に奉仕 オーラル・フレイル(虚弱)を防ぐ
市場にないものを創りたい
1 家業のつまようじ 大正13年アメリカから機械を導入し白樺材による初の機械生産
「平ようじ」 昭和3年(1928) 創業者稲葉由太郎
2.平ようじが日本では馴染まないので海外市場を開拓 昭和20年代 二代目稲葉滋
デンタルピック 横に繋がった「三角ようじ」をスェーデン生協の依頼により開発
昭和38年(1963)二代目稲葉滋
3.歯間ブラシ 歯科医の依頼により開発 製造機も自社開発 昭和63年(1988)三代目稲葉修
4.舌掃除(タンクリーナー)コロナの予防(特許) 平成2年(2000)
(江戸期に房楊枝で普及 明治期に歯ブラシの輸入で消滅)製造機も自社開発
5.ドクターピック「歯間ようじ」丸軸の先端を三角形に加工する機械を産官学連携で開発
龍谷大学の技術指導と公的補助金を得て。 平成15年(2003)
6.歯のピーリングスポンジ開発 歯の着色汚れを取る(特許) 平成19年(2007)
製造機も自社開発 経済産業省の新連携認定
7.奥歯専用の歯ブラシ 奥歯から順に失うため 平成25年(2013)四代目稲葉行信
製造機も自社開発
8.フロスホルダー 片方はホルダー内で糸を固定 令和元年(2019)
特許 2022/3/11 No.7038982
地場産業としてようじの「歴史・文化・産業」を伝える
① つまようじ資料室開設 平成2年(1990)歯の予防の大切さを啓蒙
② 著書「楊枝から世界が見える」を出版 平成10年(1998)
英語版「From toothpick to the world」を出版 平成27年(2015)
③ 地場産業のことを小学校、富田林中学校、長野高校で話す (現在進行中)
今年10月25日に独自商品を創るため機械を自社開発する経緯を
大阪公立大学工学部「技術経営論」で話す(90分)
歯のピーリングスポンジで経済産業省のピカリと光る元気なモノ作り企業300社に選定されました。
平成21年(2009)
「市場にないモノ創り」これが今回の叙勲「旭日単光章」につながりました。
「楊枝から世界が見える」「From toothpicks to the world」この二冊の本のDVD化完了
山口さん4トントラックに追突される。ブリスターパックの抜き後の台紙焼却。
フロスホルダーの糸を容器内で固定で発明協会奨励賞受賞。松原の野口迪氏より趣味で集めた楊枝入れ寄贈の申し出。
竹内氏が歯ブラシの平線を合成品に替える特許出願。経緯をサンスターの渡辺部長と三ツ井様に話し、導入の検討依頼
市役所の織田理事が伝達式の写真を持参下さる。本年1月に私の身辺調査開始から式当日まで色々配慮下さった。
今までお世話になってきた周りの多くの人々に深く感静しています。静かに深く反響が広がっていることにも感謝。